ユーカリの枝葉からエシカル消費を考える

ご近所からユーカリのお裾分け

yukari

ユーカリの木のお手入れをしたというご近所に枝葉を分けていただいた。
僕たちはちょうど1年前に引っ越してきたこともあって、初めてのお裾分けである。
リビングと洗面台に小さく飾ることにした。
柑橘ともクリアとも言える独特な香りがとても心地よい空間になった。

ユーカリの香りの効能

「部屋に緑がある」
おしゃれYoutuberのスタジオには決まって植物がある。
そんな憧れを実現させるべくお裾分けを頂いたのだが、香りもセットでついてきた。

さらにだ。
この香りには消毒・痒み止めの効能もあるそうだ。
オーストラリアの原住民アボリジニが使用していたこともあり、ヒーリングの世界では有名な話だそうだ。
心なしか咳をしなくなった気がしている。

ユーカリの木の繊維からできた靴オールバーズ

そもそも、なぜ僕が「ユーカリ」という植物をしっているかというと「オールバーズ」というサンフランシスコ発のシューズブランドがきっかけだ。
このブランドの「ツリー」シリーズがユーカリの木を素材(テンセル社 リヨセルシリーズ)にした繊維からできているのだ。
通気性の高いシューズが癖になる。僕は当分このブランド以外の靴を履かないだろう。

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Samnail220923

彼らのユーカリの木を使ったことによる訴求ポイントは通気性の良いプロダクトだけではない。
サスティナブルな生産プロセスをも訴求しているのだ。

生育にかかる肥料が少ないだけでなく、加工時に必要となる「水の量が少ない」ことが重要なポイント。
僕は「水」という原材料は無限に調達できるもの、化石燃料のように枯渇しないものだから、「水を使っています」という表現だけでサスティナブルだと捉えていた。

しかし彼らは違う。
水を使うというのは少なからず何かしらのエネルギーが必要となる。
このエネルギーはどうやって発生させているのか?という点まで気にしているのである。
このような生産プロセスにかかる材料まで気にかけて生産できている企業は世界でも数えられるくらいであろう。

ここまでブランディングされたプロダクトストーリーに僕たちは惚れた。

Allbirds Japan

他のシューズに利用される素材に比べ、ユーカリは -95% 少ない水を必要としており、CO2 排出も半分です。…

エシカル消費で丁寧に生きる

僕たちのような行動が「エシカル消費」の最たる例である。
エシカル消費の本質は「購入体験が気持ち良くなる」だけではなく、「話のネタになる」も大きな要素としてあると考える。
コロナ禍で人に会えなくなった時、何をしていただろう?
みんなビデオ電話していたはずだ。
行動が制約される中で、「とにかく喋りたい」という欲望は抑えることができなかった。
話下手な人ほど相手に伝わるようにと入念な事前準備をするだろう。
僕もその一人だ。

greenroom

そんな人たちにとって、好きなプロダクトとブランディングされたストーリーは最高のアイテムだ。
言葉選びのプロたちによって作られたストーリーは話のネタになる。
話し相手にただその内容を伝えるだけ。
それだけで、相手が喜んでくれる、共感してくれる。それを見て、人間は嬉しくなる生き物だと思っている。
こんな楽に楽しく生活できるためのアイテムは滅多にない。
身の回りのもの一つ一つを「意志をもって選ぶ」だけで生活が心が豊かになる気がしている。